歯ごたえのある物をよく噛んで食べることは、子供の顎の成長を促します。
息子の通う歯科医院でも指導がありましたが、好き嫌いが多く、根菜などはあまり食べてくれませんでした。
そこで、噛みごたえのあるお菓子を時々おやつとして与えるようにしました。

大人も一緒においしく食べてます
この記事では、主に5歳頃から大人まで楽しめる、硬めのお菓子を紹介しています。
どれもお店で購入できる市販品で、極端に硬いものはありません。
パッケージと中身の画像、食べた感想や特徴なども載せています。
買い物ついでにスーパーで探してみてくださいね。
小さなお子さんに与えるときは、アレルギーや窒息・誤嚥、ケガにご注意ください。
表記や表示をよく確認し、様子を見ながら少しずつ食べさせましょう。
また、年齢を問わず過剰摂取はせず、適宜医師や歯科医師の指導を受けてください。
市販の硬くて甘いお菓子
ハードビスケット系
ギンビス アスパラガスビスケット


息子の通ったこども園でおやつに出ていました。
カルシウムと食物繊維が配合されているのも嬉しいところです。
ほんのり塩味のあるやさしい甘さ。
黒ごまの風味が香ばしく、カリカリと食べやすいスティック型です。
卵不使用|小分けパックの販売あり
野村 ミレービスケット


こちらもこども園で出ていたおやつです。
小さなコイン型で子供でも食べやすい。
塩気を感じる素朴な甘味と、カラメルを思わせるような独特の香りとコクがあり、癖になります。
野村(野村煎豆加工店)は元々豆菓子を製造している会社で、他社とは一味違うビスケットです。
野村のミレーは豆を揚げた油をブレンドして揚げているからおいしさが違うのだと思います。
卵不使用|小分けパックの販売あり
ハード系グミ
近年はグミブームで、店頭での販売面積も増えました。
季節限定の味が多数発売されたり、ターゲット層が分かれていたりと、飽きずに楽しめます。
柔らかめのアンパンマングミの対象年齢が、おおよそ3歳以上とされています。(参考: 不二家)
大人でも硬いと感じるハード系グミは、咀嚼能力が十分に成長してくる6歳頃を目安に試してみることをおすすめします。
3歳頃に乳歯が生え揃って、永久歯が生え始める6歳頃までの期間に様々な種類の食品を食べることで固形食品の噛み方が成熟します。
ハリボー ゴールドベア


老舗ハリボーのグミシリーズ定番、6種類のフルーツ味入りのゴールドベア。
近年のハード系グミに比べると柔らかめで、正確にはハード系とは言えないかもしれません。
とはいえ、根強い人気商品である点と、弾力が強めで噛みごたえがある点から選びました。
味の種類が多いので、好きなフレーバーが見つかりやすく、カラフルな熊の形は目でも楽しめます。
他のハード系グミだと硬すぎると感じる人にも。
小分けパック・大入ボックスの販売あり
ノーベル製菓 ペタグーグミ


一つ一つに目と口がついたコミカルな見た目の平たいグミです。
フルーツ味をはじめコーラ味やソーダ味など、子供が好きなラインナップ。



インパクトがあるCMで、息子も大好きです
最初は硬いですが、噛んでいると早い段階で柔らかくなります。
柔らかくなってからもかなり粘り気がある食感。
UHA味覚糖 忍者めし鋼


ペタグーが子供向けなら、こちらは大人向けかな?と感じる渋いパッケージ。
「梅かつお」のような変わった味があり、コーティング付きや硬さの改良など展開も楽しいグミ。
硬さバージョンアップ後のマスカット味を食べてみました。
同じく平たい形のペタグーより硬く、噛んでもなかなか柔らかくなりませんが、粘り気は控えめです。
ハードな食感を長く楽しみたい人に。
【大人向け】カバヤ食品 タフグミ


一粒が大きく、梅味やエナジードリンク味など特徴的なフレーバーもあるグミ。
咀嚼で集中力を高めることがテーマの、弾力が強いキューブ型で、よく噛むことが前提です。
「お子様や高齢の方がのどに詰まらせないようご注意ください」と注意書きがあります。
わが家では、現在小2の子供に積極的には与えていません。
夫が買ってきたものを欲しがったときは、キッチンバサミで小さくしてから食べさせました。
こういった商品は、もっと大きくなってから楽しんでもらおうと思います。



ペタグーなどが穴の空いたデザインなのは、窒息対策もあるのかもですね
かりんとう・芋けんぴ・瓦せんべい
昔ながらの素朴な日本のお菓子です。
色々なメーカーから発売されていて、スーパーのプライベートブランドで扱われているものもあります。
小分けパックの販売もありますが、メーカーや販売店によります。
かりんとう


黒糖を使ったスタンダードなものから、ミルク味や生姜入りなどバリエーションがあります。
食べやすさに配慮した細め・小粒のタイプも。
芋けんぴ


素朴ながら子供も好きな味。
芋けんぴはスティック状で尖っていることがあるので、気をつけて食べてくださいね。
小さな子には、薄切りになっているものの方が安心かもしれません。
瓦せんべい


せんべいと名前がついていますが、小麦粉・砂糖・卵などを使った甘い焼き菓子で、洋菓子のような風味。
アーモンドやゴマが練り込まれているものもあります。
市販の硬くてしょっぱいお菓子
堅焼きせんべい・堅揚げせんべい




歯ごたえのある日本のお菓子といえばおせんべい。
こちらは地方の銘菓とは違い、硬すぎないものを紹介しています。
ただ商品によって厚みや形・硬さにムラがあるので、少しずつ噛んで試してみてください。
基本的に個包装は少なく、大入りの袋で販売されていることが多いです。



「技のこだ割り」は濃厚な醤油の味が個人的に大好きです
硬めスナック系
硬めの食感が特徴のスナック菓子も、グミと並んで子供に人気ですね。
カルビー じゃがりこ




3種の定番+限定味で人気のスティック型スナック菓子。
甘みも感じられる塩辛さ。
通常のじゃがりこ(バケツ型パッケージ)は、噛み砕くと尖ってしまうことがあります。
小さい子には短くて食べやすいじゃがりこビッツがおすすめ。



サラダ味以外のビッツもあったらいいなー
小分けパックの販売あり
カルビー 堅揚げポテト


こちらもファンの多いポテトチップ。
昔ながらの釜揚げ製法で、厚切りのじゃがいもを噛むたびに旨みを感じます。
大人も子供も大好きな味。
小分けパックの販売あり
おつまみ系
塩味の強いものが多いですが、塩分控えめタイプや無塩タイプも販売されています。
通常の塩辛いものは、他のおやつと組み合わせて少量食べるようにするといいでしょう。
こちらも色々なメーカーから発売されていて、小分けパックの販売もあります。
ナッツ


子供におすすめなのは香ばしいアーモンドや甘味のあるカシューナッツ。
クルミは渋みがあるため、苦手かもしれません。
塩分無添加のものもスーパーで手に入れやすいです。
ナッツ類は窒息・誤嚥防止のため、5歳以下の子供には食べさせないようにしましょう。
参考: 消費者庁
小魚


おやつとして食べられる小魚。
一般的に出汁にぼしより柔らかめですが、丸ごと食べられるため歯ごたえがあります。
塩分控えめでも旨みがあり、カルシウムも豊富で手軽に栄養を採れます。
あたりめ(するめ)


店頭では、割いた干しいかを「あたりめ」として販売していることが多い印象です。
こちらも旨みが強く好きな人が多い味ですね。
高たんぱくなため、塩分に気をつければ良いおやつになります。
長いものはキッチンバサミでカットすると食べやすいです。
スーパーで買える硬いお菓子・おやつ まとめ
噛みごたえのある硬い、あるいは弾力があるおやつは、意外と身近なスーパーにも多いです。
とはいえ、通常の食事より糖分・塩分も多めですし、硬いものばかり食べればいいということではありません。
バランスよく、適度に生活に取り入れられるといいですね。